2009年11月16日

王様のレストラン

エキュレはじめて「美食の王様」こと来栖けい君に会ったときは、ビックリマーク「!!!」のオンパレードでありました。

子どもみたいに人懐っこい笑顔で、いきなり「まきちゃん!」と呼ばれたこと。
(だいぶ)年下なのに、平気で当たり前にタメ口で、なのにそれがちっとも不快に感じないこと。
「ボクね、着てる洋服は全部レディースものなの」と本人が告白するように、とても華奢でちっちゃな身体つきにもかかわらず、底ナシの食欲をみせること。
おいしいものとなると、時間も場所も懐具合もふっとんで、どんなに遠方でも、どんなに僻地でも、どんなに高値であっても食べずにはいられないこと。
などなどなど。

こんなインパクトありありな第一印象をへて、愛すべき王様とはよき友人としてお付き合いさせてもらっていますが、そんな彼がレストランをオープンすると聞いて、さっそく開店初日に駆けつけて参りました。

西麻布にある、そのお店の名は『エキュレ』。
王様のレストランだけあって、フツウの飲食店ではありません。
そこには壮大な計画があるのです。

テーマはズバリ「若手育成のためのレストラン」。
来栖くんが「これは!」と見込んだ若い料理人に、1年交代で店を持たせ、チャンスを与えようという、アッパレな心意気であります。
1年目の今年は、白金のフレンチ『カンテサンス』で以前スーシェフ(副料理長)をしていた後藤さん(←30歳、イケメン)に白羽の矢が当たりました。

さてさて、どんなお料理が登場したかといえば季節感&物語性のある、愉しいコース料理。
たとえば「焼きいも」と名づけられたひと皿には、香ばしく焼かれたサツマイモとフォアグラが装われており、超ハイグレードなジャガバター的なハーモニーに仕上がっていました。
〆サバとビーツをあわせた冷前菜もおいしかったナア。

デセールには、全国の名店から選りすぐった来栖くんイチオシの「スイーツの盛り合わせ」(画像)が堪能できるのも、このお店ならでは。
ちなみにお料理とともに出されるパンも、王様みずから方々のブーランジェリーを走りまわり、営業直前に調達してくる逸品ぞろいです。

内装、テーブル、椅子、食器、シルバー、厨房機器……。
なにからなにまでを揃え、これからの才能ある料理人とレストラン業界全体の活性化のために「えいや!」とレストランまで開いてしまった来栖君。
愛すべき友人にとどまらず、じつに尊敬すべき友人であります!!!  
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2009年11月12日

新米、新米

実るほど、こうべを垂れる稲穂かな。

新米の季節。
ふっくらゴハンをかっこむのに夢中で、ブログどころではありませんでした(←なんちゃってーーー)。

どれにしようか迷いながら購入した今年の新米は、有機無農薬でつくられた魚沼産コシヒカリ『雪輝』(画像左)。
全国のお米が比較検討できる「厳選米ドットコム」というサイトで購入してみました。

わが家は玄米で入手して、いただく直前に家庭用精米器で磨き、琺瑯のかまどに入れてガスで炊きます。
それを輪っぱのお櫃に入れて、米粒に含まれる水分を調整したうえで「ハイ、いただきます!」と、あいなるわけです。

口にするお米はムッチリしすぎず、適度にふっくら。
理想的なプロポーションを見せる、艶っぽくグラマラスなオンナ的な(?)味わいとでもいいましょうか。
ゴハンをよそうまでの一連の手間も、甘くみずみずしいそのひと口を思えば、愉しい作業ということになります。

10代、20代のころは、お米への執着もなかったし、ゴハンは1杯で充分という感じでしたが、近ごろは「おかわり!」が当たり前。
銀シャリのおいしさに目ざめたのも「年の功」なのかナ
新米  
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2009年09月25日

たとえ一瞬でも

フカヒレアワビ気分があがる食材。
それはフカヒレ。

たとえその効果が「一瞬」とわかっていても、口にすればお肌がみるみると(?)ふるふるに潤う、あの感覚がたまりません!

今回いただいたのは、銀座の中国料理『飛雁閣』のフカヒレの姿煮(画像左)。
アワビも丸ごとひと口で平らげました(←ウソです)。  
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2009年09月14日

形から、も大事

ストッケ最近まで、あまり離乳食が進まなかったうちのアカンボ。
もうじき1歳を迎えるというのに、お粥もイヤ、野菜のポタージュもイヤイヤ、たまに粉ミルクで溶いたライスシリアルと潰したバナナを口にするのみ。

少々困っていたのですが、2ヶ月ほど前にベビイチェアーを新調したら、急にめきめき食べはじめました

オトナとおんなじ目線で、一人前に食卓を囲めるのがうれしいのでしょうか。
お祝いでいただいたカワイイ食器と、ティファニーのベビイ用スプーンを見たとたん、キャッキャッとはしゃぐようにまでなったのです。

そのうえ、ひと口モグモグするたびに「おいちーーーー!」と(?)、拍手。
どうやら、わたしやマミちゃん(←ばーば)が少しでもいっぱい食べてもらおうと、離乳食を咀嚼するたびに、「おじょうずーーーー!!!(ぱちぱちぱちぱち)」と、おだてまくっていたのをマネている模様です。

お気にいりの椅子と食器のお陰で、がぜん食べ物にも興味を示しはじめた娘。
形から入ったのが、成功の要因でありましょうか???

たしかに自分をかえりみても、何ごとも形から。
カワイイ道具を揃えると、気分があがって、苦手なものも好きになったりしますよネ。

ちなみに購入したベビイチェアは、ノルウェー『ストッケ』のもの(画像)。
座版の奥行きや高さが変えられるので、子どもが大きくなっても使えます。

数年後、あるいは数十年後、自分の成長を見守ってくれた古椅子を娘がしみじみと愛でる日がくるのかナア……。
そんなことも想像するこの頃です。  
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2009年09月02日

ベージュVS祇園さゝ木

ベージュ3先日、銀座はシャネルビル内のフレンチ『ベージュ』の厨房に、目下京都で大人気の和食『祇園さゝ木』の料理人、佐々木浩氏がやってきて、腕をふるうというスペシャルな宴がございました。

献立はすべて『ベージュ』の総料理長ラクレソニエール氏と佐々木氏のコラボレーション。
「レンコンすり身饅頭冷製仕立て、白えび、オクラ、雲丹、キャビア添え、鶏だしのジュレ、ゆず風味」(←な、長い!)にはじまって、「牛タンとフォアグラのルキュルス、マグロ握りと鱧の炙り」、「京都煮穴子と燻製仕立て、バジル風味のクルジェット」、「トマトのガスパチョ、京都生麩のヌイユ、ゴーヤのソテーとキュウリ、長いも」などなど。
皿のうえでは食材、調理法それぞれの、和と仏のガチンコ勝負が繰り広げられたのでありました。

とりわけ「ほおおおお!」と頬がゆるんだのは、椀物(画像)。
オマールのビスク(仏)と昆布と鰹のイチバン出汁(和)がドッキングして、クネルと冬瓜が美しく浮かぶ一品なのですが、はじめは甲殻類の強い風味が口中を圧倒するものの、後味は意外にも和の出汁が長く残り、ふんわりとやさしく、すっきりとした余韻が鼻孔を抜けていくのです。
西洋料理と比べると「淡い」と思っていた日本料理の味わいが、じつはとてもパワフルなものであることを発見できた夕べ。
なかなか有意義でございましたゾ

ちなみに、今月の13日放送の『情熱大陸』に佐々木浩氏が登場します。
そのなかで今回のコラボの模様が紹介されるそうで、わたしもお料理についてコメントをさせていただきました(←OAされるかはわかりませんけど)。
もしかして、肝のソースにお歯黒になりながら、大口を開けて平戸産鮑をパクつく映像が流れてしまうやも。
要注意であります  
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2009年08月24日

タジンでシュウマイ

タジンシュウマイ「タジンでシュウマイを蒸すとウマイ! らしい!」
そんな話を夫が聞きつけてきたので、さっそく作ってみることに

豚挽き、キムチ、シイタケ、タマネギなどを入れた餡を、シュウマイの皮にてんこ盛りし、慣れない手つきでブサイクな子たちを80個ほど作りました。
で、キャベツがなかったので小松菜を鍋底に敷いて、タジン(←ストウブです。画像左)にビッシリと並べていきます。

「ホントに水ナシで蒸せるの???」
「強火だとコワイから、とりあえず中火にしとくネ!!!」

遊びにきていたお友だちのエリチャンも巻きこんで、てんやわんや。
そして、10分後……。

おおおおおお、しっかりぷっくり蒸しあがってるぢゃないか。
カワイコちゃんたち。
蒸篭で蒸すいつものシュウマイよりも、餡の風味に凝縮感がるような(←気のせい? 画像右)。

おいしーーー
ただ、小松菜が少々焦げてしまったのが次回への課題です。

窓の向こうには、二子玉川の花火。
賑やかな週末のおうちゴハンでありました  
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2009年08月19日

探し中です

スリッパスリッパ2探してみると、なかなか「いい!」と思えるものが見つからず、先月の引越しからいまに至るまで、お客さま用スリッパなしの暮らしがつづいておりました。
(ハダシであがっていただいたみなさま、ゴメンナサイ!)

デパートのスリッパ売り場をのぞいても、ない。
アマゾンのサイトで100足以上の室内履きと睨めっこしても、ない。

で、やっと「これいいかもーーー!?」とひっかかったのが、ヤマギワのオンラインショップで売られていた、イタリア「ロット スポーツ」のスリッパ「Le dd Dream」です。

● 仰々しさのない、軽やかなデザインと素材感。
● 通気性がよく、ウォッシャブル(←洗濯機で脱水にもかけられます)。
● 抗菌、抗アレルギー処理が施されており、100%リサイクル可能。

こりゃ、買いでしょ。
と、購入を決めたものの、希望のカプチーノ色のMサイズは売り切れでありました。

ちぇッ

しかし、です。
諦めきれず、検索を続行していたらありました。
楽天のショップで見事6足を入手。

そして本日、真空パック状態(画像左)でわが家にやってきたのでした。
開封しても、スクラップ(ぺったんこ!)状態のスリッパですが、説明書を読むと「ドライヤーなどで温風をあて、形を整えて」とあります。
おもしろがって、ガーガーとスリッパをあっためたところ、このとおり(画像右)。
ステキにふくらんで、イメージどおりのスリッパとなりました。

ついに(?)探しあてた、納得のいく客用スリッパ。
現在はお手洗い用の壁掛け鏡を探しております。

つづく。  
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2009年08月17日

ブラームス

ブラームスブレイク間近、近ごろ話題の京橋のショコラティエ『ブラームス』。
トリュフなど6粒入りボックス2箱を、またたくまに平らげてしまいました。

う! みゃ

「チョコ」を頬ばる気やすさはそのままに、「ショコラ」がもつ完璧に計算された緻密な味、香り、口どけが堪能できる、そんなチョコレートでございます。  
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2009年08月06日

仕事からのギフト

チキンライスタイのお味噌汁仕事をしていて良かったこと。
そりゃ、もちろんギャラをいただけること(^.^)/

といえば、まったくその通りなのですが、ときにもっと有難いと感じるのは、取材などで素晴らしい出会いに恵まれることです。

最近でいえば、月刊誌『ゲーテ』がきっかけで知りあった、建築家の浅利幸男さん。
そのお人柄と作品にすっかり魅了され、仕事後にわが家の書斎のリノベーションをお願いしました。
いまでは、家族ぐるみでお付きあいをさせていただいております。

画像は、浅利さんのお母さまが六本木で経営なさっている超老舗タイ料理屋『バンコク』のお料理。
これが、ウッ! マッッッ!!!

「辛いの不得意だから〜〜〜」
などと、これまでタイ料理から遠ざかってきたのが心底悔やまれるほど、その豊かなフレーバー、メリハリのある味つけ、愉しい食感……、の虜となってしまったのでした。

こんな美味との遭遇があったのも、浅利家のお陰。
さらにいえば、仕事のお陰。
ありがたや、ありがたや、でございます。

もうひとり、仕事がご縁で発展した出会いといえば、フリーアナウンサー(あるいは美酒アナウンサー)の近藤淳子ちゃん。
もともとはプライベートなクリスマスパーティーで知りあい、その後だいぶたってから仕事がらみの会食でビックリな再会を果たしたのでした。

淳子ちゃんのブログ↓
http://yaplog.jp/keseraseranran/archive/763

出産してから、仕事はほんの少ししかできない現状ですが、こんな素敵な出会いがまたあるかもしれない。
そんなギフトに期待しながら、細々とでも仕事を続けていければ幸いであります  
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2009年07月29日

お金の生かし方

今月25日発売の『セオリー お金の生かし方』(←講談社刊)にて、藤山純二郎さんの記事を書いております。

で、藤山さんとは「ダレ?」かといえば、一見ふつうの会社員。
じつは無類の食いしん坊!!!
レストラン格づけガイド『ミシュラン』で現在三ツ星を獲得している、世界72軒の一流店のうち、70軒までを食べ歩いているひとなのです。

食べ歩き歴は20年超。
星つき店を訪ねるためなら、野を越え、山を越え、海を越え。
これまでに投じた飲食費、渡航費、宿泊費など、美食に捧げたコストはン千万円というスケールの大きさでございます。

ちなみに藤山さんは、もともとはフランス料理『アピシウス』の支配人、永井さんからのご紹介。
「タダモノぢゃないから!!!」
と、その言葉どおりの方でした。

詳しくは『セオリー』にて。
特集「リアルリッチはお金を生かす」にご登場いただいております。

16億円を寄付したソニー相談役の大賀典雄さんや、持ち物を減らしながら世界中を身軽に飛び歩く映像作家(&エリカ様の夫)高城剛さんなど、多彩な方々の「お金の生かし方」も出ていますヨ

セオリー 2009vol.4 (セオリーMOOK)
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2009年07月23日

有名店出身の

稚鮎マサズキッチン牛の心臓ここしばらくで出掛けた、都内の新しめのレストラン3軒。
いずれのお店の料理人も、これまで「超」がつく有名店の厨房で研鑽を積んだ「有望株」というところが共通項です。

まずは築地の天ぷら屋『清壽』(画像左)。
赤坂の『楽亭』出身のご主人です。

2軒目は恵比寿の中国料理『マサズキッチン47』(画像真ん中)。
こちらは渋谷の『文淋』ご出身。

最後は白金のフレンチ『カンテサンス』のスーシェフがオープンした、外苑前の『フロリレージュ』(画像右)。
先月28日に開店したばかりなので、いまなら比較的予約を入れるのは簡単だけれど、これから続々とメディアに取りあげられ、席を確保するのは困難になること必至です。
(いらっしゃるなら、早々に!!!)

新店は往々にして味もサービスもメニュー構成も安定していない場合が多いので、ふだんの店選びからは敢えて外す傾向なのですが、さすが一流店出身の3軒!!!
それぞれに新しい試みを模索しながら、すでに安定感すら覚える料理とサービスでございました  
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2009年07月22日

段ボールとスパゲッティー

減らない段ボールとスパゲッティー。
シンドイのはどっち???

答えは段ボール。
スパゲッティーは残せるけれど、段ボールは残せば家が倉庫化してしまいますからネ。

ただいま、お引越し後の荷解き中。
片づけても、片づけても、減らない段ボールに泣きそうでございます。

ハイ、整理整頓、とても苦手です  
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2009年07月17日

蚊対策

katoriある朝、娘の全身に虫刺されを発見。

ちいさな指や足の甲、太ももや腕はもちろん、眉毛の下やぷっくりホッペにまで赤いプツプツがいっぱい!
その数も腫れ方も尋常ではなく、あまりの衝撃に
「もしや水疱瘡? いやしかし虫刺されの跡があるからブヨとか、とてつもなく獰猛な蚊とか、フツウじゃない虫にやられたのかも!?!」
と、慌ててクリニックに飛び込んだのです。

そしたらお医者さん、クールにひと言。
「蚊、ですネ」
ホーッと胸をなでおろしたものの、それからは蚊対策にアタマを悩ます毎日です。

ケミカルな蚊取りマットや蚊取りスプレーは、夫が反対。
「虫が死ぬ薬剤なんだから、ヒトにもよいわけがない」
と言われれば、なんだかそんな気もしてきます。
で、見つけたのが虫がキライなシトロネラ、ラベンダー、ティートリーの香りを配合した自然派ボディスプレー『バズオフ』です。

シュシュと吹きかければ、人間には気持ちのよいアロマが広がり、アカンボの汗くささ(←ほのかに甘い酢飯の香り)も緩和され、フレグランスがわりにダブルで重宝。
けれど儚いことに、1時間もたてば虫が嫌がるフレーバーは消えてしまいます。

そこで就寝時の蚊除けには『かえる印のナチュラルかとり線香』を使用。
合成殺虫成分を含まず、天然除虫菊を使ったかとり線香です。

むかし懐かしの渦巻かとり。
ゆらゆらと煙が立ちあがる風景は「嗚呼、夏休み!」的気分を思い出させてくれてヨシなのですが、けっこう煙くて喉にキツイ。
乳児の近くで長時間焚くのは、少々抵抗があります。

蚊対策。
これまでまったく気にしていなかったけれど、アカンボ視点で考えると、なかなか安心できる対策って見つかりません。  
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2009年07月15日

青空!

青空関東は早々に梅雨明け宣言!
猛暑で過酷とはいえ、いつでも青空の下、晴れ晴れと洗濯物が干せるのはうれしいですネ。

そんななか、以前からずっと気になっていたお寿司屋さん『青空』(←「はるたか」と読みます)を訪ねてまいりました。

店主の高橋青空さんは、当代屈指の寿司職人との呼び声も高い小野次郎さん(『すきやばし次郎』)の愛弟子。
江戸前ワールドのサラブレッド中のサラブレッドともいえる存在です。
当然期待で、暖簾をくぐる手に力が入ります(画像)。

そして、しょっぱな。
おつまみで出た蒸しシャコの激ウマっぷりに先制パーーーンチ!!!
いままでこんなにシャコに感動したことってなかった、かも。
ビールをくぴっといきながら、鰹をショウガ醤油でパクリ、出汁醤油とあえた細切りアナゴをパクリパクリ、塩でアオリイカをパクリパクリパクリ……。

握りに突入してからも、むろんパクリペースは加速する一方で、キリリとしっかり締められたシンコとコハダは連続で、本鮪は赤身、中トロ、トロと三連続で、ふっくらとピンキーに茹でられた車海老、ウニやイクラの軍艦巻きは焼き海苔の香りも芳しく、「まだいけますか?」と大将にビックリされながら、パクリ、パクリ、パクリといくらでも入っちゃうのでありました。

美味!美味!美味!

酢がきっちりときいた酢飯は、大きすぎず、小さすぎず。
その握りはシャッキリと男前な青空さんを、まんま投影しているように感じました。

店内の空気はツヤっぽく、華やぎがあるところも良いですネ  
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2009年07月09日

これ、これ!

ラー油珍しく夏風邪なんぞを引いてしまい、喉痛と発熱でダルダルダルビーな数日を過ごしてました。
食欲もなく、もう「なーーーんもしたくにゃーーー」的無気力感に沈んでいたものの、これ、これ、これさえあれば!!!

と、頼りにしちゃうのが『石垣島ラー油』でございます。

これまでは、ラー油はギョウザのためのものと思ってましたが、大間違い。
スープにもお鍋にも、味にアクセントと深みが欲しいなあというときには、いつでも登場してもらっております。
今回は白髪ネギと大葉を山盛りにした冷ヤッコのうえにいっぱいかけて、お醤油も数滴。
マイルドな辛味が淡い大豆の甘みを引き締め、ラー油のなかのニンニクや黒糖、ウコンに白ゴマといったさまざまなフレーバーが、シンプルなヤッコさんをいっきに複雑なヤツに変貌させてしまうのです。
どんなに食欲不振でも、おなかに負担がないのもフシギ。

人気商品につき、なかなか入手困難ですが、某有名スーパーにはなぜかいつも1本棚に残っています。

最後の1本ってとこが、またウレシイ  
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2009年07月08日

マイケル・フォーエバー

マイケル・ジャクソンの訃報に少なからずショックを受けて、はや2週間近く。
なにかっていうと「スリラー」を歌い、ゾンビの振りつけで家中を練り歩いては、家族にイヤがられる今日この頃です。

マイケルのニュースにも、いつになく敏感。
今朝もロスの追悼式の映像に、しばらく釘づけになってしまいました。

とりわけ11歳の長女、パリスちゃんが泣きじゃくりながら「最高のパパ」と父であるマイケルを評した姿には、もらい泣きせずにはいられませんでしたネ。
たまたま今週号の『週刊朝日』で、マイケルが来日した際、たびたび往診した医師エフゲニー・アクショーノフさんのコメントを読んでいたから、よけいだったかも知れません。

まだアカンボだった子どもが発熱したということで、マイケルから診察を頼まれたエフゲニーさん。
そのときのエピソードとして、こんな風に語っています。
「マイケルは本当に子煩悩だった。一晩中、寝ないで氷枕を替えたりして介抱していた。おかげで疲れ果て、翌日のショーはキャンセルしてしまいましたね」

へ!? 子どもの熱でショーをキャンセル!?!

常識人としてはビックリ仰天な行動ですが、そんなメロメロパパもマイケルの一面だったということでしょう。
そして、性的虐待疑惑で物議をかもしたのも、また紛れもない一面だったわけで、スーパースターのあまりにも濃い光と影が、そこに垣間見られるのであります。

アカンボの体調不良に仕事をほっぽり出すのがマイケルならば、仕事のために人一倍努力したのもマイケルだったようで、おなじく『週刊朝日』のヒガシ(←ジャニーズ「少年隊」の東山紀之さんでございます)の連載では、ニューヨークでのマイケルのコンサート後、彼の宿泊先ホテルを訪ねた思い出として、こんな証言も。
「驚いたことに、さっきステージであれほどハードなダンスを披露したばかりというのに、また汗びっしょりになってレッスンしている」

エンターテインメントの神様は、努力の神様でもあった――。
なんだかダラダラと過ごす自分の日常が、恥ずかしくなるようなお話です。

世界中の富豪から借金を踏み倒し、プライベートはスキャンダルにまみれていたマイケル・ジャクソン。
それでも、国境を越えて何万人、何億人、何十億人をそのパフォーマンスで感動させた事実はとにかく偉大で、彼の死は多くのひとにとって、大きな大きな喪失であることは間違いないでしょう。
かくいうわたしも、彼のヒット曲に彩られていたティーンエイジが、いっきに遠くに失われたような気分になりました。

さびしい。

ご冥福をお祈りいたします。

スリラー(紙ジャケット仕様)
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2009年07月02日

ベイビーフレンドリー

フォーイータリーのボンゴレうな若の鰻週末のたのしみは、家族みんなでの外ゴハン。
とはいえ、娘はまだ9ヶ月のチビ子につき、訪ねられるお店は限られてきます。

大抵はランチタイムですが、初訪問の際には事前に電話で「アカンボ、OKデスカ〜???」(←なぜかガイジン口調)と、確認してから出掛けます。
個室を利用することもあるけれど、お店やほかのお客さんが「ウェルカム! アカンボチャン!!!」的カジュアルなムードなときは、ホールでくつろぐ場合も。

最近では、奥沢のベトナム料理『アンナン』(←大好きなパン屋『クピド』とおなじビルの2階です)でフォー(画像左)を頬ばったり、代官山のイタリア食材店『イータリー』のイートインでボンゴレ(画像真ん中)を平らげたり、学芸大学の鰻屋『うな若』でうな重を堪能したりいたしました。
いずれのお店もアカンボにとっても慣れているようで、大変に居心地がよかったです。

「何ヶ月ですか?」
「お名前は?」
などと、サービススタッフや近くのお客さんに、ニコニコ話しかけられることもしばしば。

ありがたいことに『うな若』では、
「アカチャンがいると、なかなかゆっくり味わって食べられないでしょ!? わたしがあやしてるから、安心して召しあがって」
と、やはりお嬢さんがいらっしゃるという女将さんが、ずっとお座敷でベベ子と遊んでくださいました。

おいしくって、やさしい。
ベイビーフレンドリーな飲食店は、子育て中のオアシスでございます  
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2009年06月30日

理想の本棚

書斎ずっと、憧れていたもの。
それは、壁一面につくりつけられた巨大な本棚。

折につけ手に取り、ページをめくってきた大切な本の背表紙が、ズラズラズラと天井までビッシリと並べられたら、どんなに圧巻だろうナ、と。

そして先日、月刊誌『ゲーテ』の取材で作家、奥田英朗さんのお宅を訪ね、見つけてしました。
限りなく理想に近い、本棚。

リビング、書斎、廊下と連続して設置された、まるで回廊のようなその本棚を設計したのは、目下大注目の建築家、浅利幸男さん。
あまりに素敵だったので、来月お引越しするわが家の書斎の本棚とデスクも、思いきって浅利さんにお願いすることに。

本日はその「本棚プロジェクト」の4回目の打ち合わせだったので、ほぼ完成型に近い縮小模型を見せてもらいながら、棚の材質や色のトーンを決めていきました(画像)。

四方の壁はすべて本棚。
本の収納量をアップするため、大胆にもドアは取っ払ってあります。
実際に本を並べると、本の要塞みたいになるのかも。

完成が待ち遠しいです。

ちなみに都内一等地のヴィンテージマンションを、浅利さんが1年がかりでリノベーションした奥田邸を、現在発売中の『ゲーテ』で4ページに渡って紹介しております。

大げさでなく、こんな居心地の良いお宅ははじめて!?!

ぜひ特集「安らぎの家」、ご覧になってみてくださいませ

GOETHE (ゲーテ) 2009年 08月号 [雑誌]
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2009年06月25日

精米器激突事件

精米機ニュー精米機キッチンに、いん石落下!?!

もろ頭頂部に激突したソレは、いつも冷蔵庫のうえに置いてある、愛用の精米器だったのでした。

目の前に無数の星が散り、一瞬意識が朦朧となりましたが、それもそのはず。
我が石アタマに直撃した衝撃で、頑丈なはずの精米器のフタは見事に割れて、再起不能に。
(左の証拠画像は事件直後のショックのなかで撮影されたため、おそろしくピンボケ)

右の画像は、これを機に購入したニュー精米器。
メーカーは前のとおなじ「ツインバード」です。
大破した旧型よりも進化して、白米の「みがき」機能もついております。

ケガの巧妙で、研ぎたてのお米が以前よりもおいしくなるのか?!?

にしても、昨日今日と妙な頭痛が……。

くらり  
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2009年06月16日

勘三郎 VS 和美

期待満々♪ 胸爛々♪
渋谷のBunkamura「シアターコクーン」にて、現代版『桜姫』を観劇して参りました。

歌舞伎でお馴染み、四世鶴屋南北の作品が原作。
中村勘三郎が主演、演出は串田和美といえば、スーパー衝撃的かつ圧倒的、桁ハズレに面白かった『東海道四谷怪談』『夏祭浪花鏡』でタッグを組んだゴールデンコンビでございます。
これは、スゴイものを目撃してしまうに違いない!
ええ、絶対に目パチですべてを見届けますわよ、ワタクシ。

と、前半開始30分くらいで寝てしまいました。
たっぷり見事に15分ほど、まったく記憶がございません。

つまらなかったわけでは全然なくて、むしろ引き込まれるようにその大胆なリメイクに前のめりになっていたのに、どうしても、どうしても、睡魔には勝てなかった……。

やはり体力勝負の子育てに、かなりヨレッている自分。
すんません、出演者およびスタッフのみなさま。
でもでも、後半はパッチリ目パチパチパチで集中して、長塚圭史のつむいだセリフの一言一句をしかと聞き届けてきたのでした。

個人的な解釈でいえば、これは光と影の物語。
登場人物の革命家、宗教家、人殺し、娼婦、貴族、ならず者などには、それぞれに輝かしい正義があり、しかしその正義はちょっと角度を変えて見れば、闇よりも深く暗い罪となる。
そして、正反対の生き方をしてるかに見える主人公ふたりは、一対の光と影。
聖も邪も、善も悪も、混沌としながら、おなじ人間、おなじ行為のなかに対をなしてあるものだというそんなことを、スリリングに展開していく舞台のうえに感じたのでありました。

にしても、徹底的にワルイ役の古田新太は、どうしてあんなにハマルのかしら、ねえ。  
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