2009年07月02日

ベイビーフレンドリー

フォーイータリーのボンゴレうな若の鰻週末のたのしみは、家族みんなでの外ゴハン。
とはいえ、娘はまだ9ヶ月のチビ子につき、訪ねられるお店は限られてきます。

大抵はランチタイムですが、初訪問の際には事前に電話で「アカンボ、OKデスカ〜???」(←なぜかガイジン口調)と、確認してから出掛けます。
個室を利用することもあるけれど、お店やほかのお客さんが「ウェルカム! アカンボチャン!!!」的カジュアルなムードなときは、ホールでくつろぐ場合も。

最近では、奥沢のベトナム料理『アンナン』(←大好きなパン屋『クピド』とおなじビルの2階です)でフォー(画像左)を頬ばったり、代官山のイタリア食材店『イータリー』のイートインでボンゴレ(画像真ん中)を平らげたり、学芸大学の鰻屋『うな若』でうな重を堪能したりいたしました。
いずれのお店もアカンボにとっても慣れているようで、大変に居心地がよかったです。

「何ヶ月ですか?」
「お名前は?」
などと、サービススタッフや近くのお客さんに、ニコニコ話しかけられることもしばしば。

ありがたいことに『うな若』では、
「アカチャンがいると、なかなかゆっくり味わって食べられないでしょ!? わたしがあやしてるから、安心して召しあがって」
と、やはりお嬢さんがいらっしゃるという女将さんが、ずっとお座敷でベベ子と遊んでくださいました。

おいしくって、やさしい。
ベイビーフレンドリーな飲食店は、子育て中のオアシスでございます  
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2009年06月30日

理想の本棚

書斎ずっと、憧れていたもの。
それは、壁一面につくりつけられた巨大な本棚。

折につけ手に取り、ページをめくってきた大切な本の背表紙が、ズラズラズラと天井までビッシリと並べられたら、どんなに圧巻だろうナ、と。

そして先日、月刊誌『ゲーテ』の取材で作家、奥田英朗さんのお宅を訪ね、見つけてしました。
限りなく理想に近い、本棚。

リビング、書斎、廊下と連続して設置された、まるで回廊のようなその本棚を設計したのは、目下大注目の建築家、浅利幸男さん。
あまりに素敵だったので、来月お引越しするわが家の書斎の本棚とデスクも、思いきって浅利さんにお願いすることに。

本日はその「本棚プロジェクト」の4回目の打ち合わせだったので、ほぼ完成型に近い縮小模型を見せてもらいながら、棚の材質や色のトーンを決めていきました(画像)。

四方の壁はすべて本棚。
本の収納量をアップするため、大胆にもドアは取っ払ってあります。
実際に本を並べると、本の要塞みたいになるのかも。

完成が待ち遠しいです。

ちなみに都内一等地のヴィンテージマンションを、浅利さんが1年がかりでリノベーションした奥田邸を、現在発売中の『ゲーテ』で4ページに渡って紹介しております。

大げさでなく、こんな居心地の良いお宅ははじめて!?!

ぜひ特集「安らぎの家」、ご覧になってみてくださいませ

GOETHE (ゲーテ) 2009年 08月号 [雑誌]
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2009年06月25日

精米器激突事件

精米機ニュー精米機キッチンに、いん石落下!?!

もろ頭頂部に激突したソレは、いつも冷蔵庫のうえに置いてある、愛用の精米器だったのでした。

目の前に無数の星が散り、一瞬意識が朦朧となりましたが、それもそのはず。
我が石アタマに直撃した衝撃で、頑丈なはずの精米器のフタは見事に割れて、再起不能に。
(左の証拠画像は事件直後のショックのなかで撮影されたため、おそろしくピンボケ)

右の画像は、これを機に購入したニュー精米器。
メーカーは前のとおなじ「ツインバード」です。
大破した旧型よりも進化して、白米の「みがき」機能もついております。

ケガの巧妙で、研ぎたてのお米が以前よりもおいしくなるのか?!?

にしても、昨日今日と妙な頭痛が……。

くらり  
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2009年06月16日

勘三郎 VS 和美

期待満々♪ 胸爛々♪
渋谷のBunkamura「シアターコクーン」にて、現代版『桜姫』を観劇して参りました。

歌舞伎でお馴染み、四世鶴屋南北の作品が原作。
中村勘三郎が主演、演出は串田和美といえば、スーパー衝撃的かつ圧倒的、桁ハズレに面白かった『東海道四谷怪談』『夏祭浪花鏡』でタッグを組んだゴールデンコンビでございます。
これは、スゴイものを目撃してしまうに違いない!
ええ、絶対に目パチですべてを見届けますわよ、ワタクシ。

と、前半開始30分くらいで寝てしまいました。
たっぷり見事に15分ほど、まったく記憶がございません。

つまらなかったわけでは全然なくて、むしろ引き込まれるようにその大胆なリメイクに前のめりになっていたのに、どうしても、どうしても、睡魔には勝てなかった……。

やはり体力勝負の子育てに、かなりヨレッている自分。
すんません、出演者およびスタッフのみなさま。
でもでも、後半はパッチリ目パチパチパチで集中して、長塚圭史のつむいだセリフの一言一句をしかと聞き届けてきたのでした。

個人的な解釈でいえば、これは光と影の物語。
登場人物の革命家、宗教家、人殺し、娼婦、貴族、ならず者などには、それぞれに輝かしい正義があり、しかしその正義はちょっと角度を変えて見れば、闇よりも深く暗い罪となる。
そして、正反対の生き方をしてるかに見える主人公ふたりは、一対の光と影。
聖も邪も、善も悪も、混沌としながら、おなじ人間、おなじ行為のなかに対をなしてあるものだというそんなことを、スリリングに展開していく舞台のうえに感じたのでありました。

にしても、徹底的にワルイ役の古田新太は、どうしてあんなにハマルのかしら、ねえ。  
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2009年06月09日

スカンジナビアン・ランチ

にしんミートボールスカンジナビア(北欧)料理と聞いて、ナニを連想しますか?

スモークサーモンのオープンサンド?
ニシンの酢漬け??
それとも、トナカイの肉???

連想ゲーム的につぎつぎと思い浮かべようとしても、なかなか「スカンジナビア料理」が出てこないのは、単に口にする機会が少ないせいなのかしらン……。

そんなアナタ(わたし?)に朗報です。
美しい空間と心地よいサービスのなか、スカンジナビア料理がアレもコレもたのしめる専門店が、外苑前にあります。

その名は『アクアヴィット』。
もともとはニューヨークの人気店ですが、昨秋、東京に上陸いたしました。
オープン当初はかなり高め(←強気)な値段設定でしたが、このご時世を反映して、近ごろ「リセッションメニュー」が登場。
ランチはアイスティー、パン、サラダ、食後のコーヒーまでついて、1500円からいただけます。

わたしは前菜、メイン、デザートにコーヒーがセットになったプリフィクススタイルのランチ2500円をオーダー(もちろん食中のアイスティーもつきますの)。
甘酸っぱく肉厚なニシン酢漬け(←美味! 画像左)、そしてスカンジナビア風ミートボール(画像右)を平らげ、スカンジナビアンに満足しきりな午後を過ごしたのでした。

次回はトナカイ、食べたいです(←って、メニューにないか???)
サーモンスフレやポーチドコッドもおいしそうでしたヨ

ちなみに、このお店を日本で経営しているのはWDI。
「カプリチョーザ」や「イル・ムリーノ」、「トニー・ローマ」、「ハードロック・カフェ」などなどなど。
古くから、たくさんの有名レストランを手がけている会社です。  
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2009年06月04日

作品デス!?

作品びりびりびりびり……。
くちゃくちゃくちゃくちゃ……。

近ごろのベベ子、雑誌をみつけてはページを破り、ページを破ってはそれを丸めることに凝っております。

鬼気迫る、その集中力。
未来のアーティストか?!?!(←ハイ、親バカでございます)

にしても、おうちのなかはベベ子の作品がそこらじゅうに散乱。
アートと認められない現時点では、ただの崩壊した室内にしかみえないのでした。

とほ。  
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2009年06月01日

100組の相思相愛

チーズ目下発売中の雑誌『セオリー』(講談社)にて、チーズとワイン、最高のマッチングの見つけ方について書きました。

マッチングのポイントを教えてくださったのは、村瀬美幸さん。
今年1月にフランスで開催された、チーズ取り扱い者の国際大会『インターナショナル・カゼウス・アワード』で、日本代表ペアのひとりとして準優勝に輝いた方であります。

目からウロコだったのは、おなじ銘柄、熟成度のチーズでも、カッティングの仕方ひとつで相性の良いワインが変わってくるということ。

たとえば超メジャー級の青カビチーズ「ロックフォール」(仏産)は、カタマリで口に含むと、塩分がしっかりとした強い味わい。
そこで、ソーテルヌなどの高級貴腐ワインと合わせ、塩気と甘みのコントラストを愉しむのが「王道」とされています。
けれど、そんな「ロックフォール」も紙のように薄くスライスし、空気を入れてあげると、ぐんと優しい風味に様変わりして、マッチするワインの幅も広がってくるというのです。

なるほど、なるほど。

今回の企画では、村瀬さんオススメのチーズとワインの組み合わせを、なーーーんと「100組!!!」公開していただいております。

取材は村瀬さんが支配人をつとめる、愛宕の『田崎真也ワインサロン』で行われたのですが、帰路、サロンが入ってる建物の1階にあるチーズ専門店『フェルミエ』に飛び込んで、さっそくチーズ買い。
ソーヴィニヨン・ブランと好相性という、ハーブ香の爽やかなシェーブル(←山羊乳のチーズ)「ランゴ・サン・ニコラ」を入手いたしました。

これがフレッシュでなんとも美味!!!

ちなみに画像は、原稿をえっちらよっちら書きながら頬ばったウォッシュタイプ「ピエ・ダングロワ」。

フランス語で「イギリス人の足」という名前の、このチーズ。
クリーミーで口解けがよく、匂いは……。
そんなでもないです(^.^)。

セオリー 2009vol.3 (セオリーMOOK)
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2009年05月25日

ゴハンにも鍋にも

山椒ごはん山椒なべさっそく自家製「じゃこ山椒」を、あったかゴハンにパラパラパラ(画像左)。

大量にふりかけを作ってもなお、まだまだわんさかある山椒の実は、鶏団子とキャベツとともにお鍋へゴー!!!(画像右)

お鍋に残ったスープがまた、非常に非常においしいのです。  
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2009年05月24日

山椒シーズン到来!

山椒じゃこ山椒完成じゃこ山椒「山椒、買ってきたヨ!」
と、近所の自然食品店から帰宅した夫。

おお、もうそんな季節になりましたか。
よしよし、ならば「じゃこ山椒」でも作ってみましょう。
と、ちょっと張りきってみました。

若草色の山椒の実をひとつひとつ、ぱちんぱちんと台所バサミで枝から切り落とし、ザルにあげて水洗いします。
と、その瞬間、鼻をぬけていく清涼感たっぷりの香り。
まるで涼風を全身に浴びるようです。

軽く炒ったじゃこをお酒、みりん、醤油で味つけし、汁気が飛んだころを見計らって、大量の山椒を投入。
市販のものよりもしっとりと、薄味だけれど舌がピリリと引き締まるくらいに山椒が利いた、オトナなふりかけができあがりました。

これからますます、ゴハンがおいしくいただけそうです  
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2009年05月22日

飲茶は愉しい

センス飲茶センス鶏肉饅頭センスクレソンスープはじめて「飲茶」なるものを体験したのは、忘れもしない12歳のころ。
イギリスはロンドンのチャイナタウンにある、とても大きくて庶民的なチャイニーズレストランで、大ホールの客席のあいだを縫って走る、不思議な手押し車を発見しました。
荷台のうえには湯気をあげる、オモチャみたいにちいさなセイロ。
蒸気をあげるトロッコが店のなかをまわっているみたいで、いったいなにが始まるんだろうとワクワクしたのを覚えています。

眺めていると、イギリス人や中国人やそのほか色々な国のお客さんは、その車をしょっちゅう呼びとめては、テーブルをセイロでいっぱいにしていきます。
「アタシにもセイロ、くれい!」
そう叫ぶより先に、母が嬉々としてワゴン車に合図。
あれやこれやと注文を完了しておりました。
目の前には、フタが開けられたミニセイロがいっぱい。
なかには、これまたミニチュアみたいに可愛らしいシュウマイやらギョウザやら、お饅頭やら春巻きやら…。
すべてがひと口サイズで、まるで「おままごと」の世界です。

しかも、どれもこれもトレトレ美味!
テロンと喉をすべり落ちる米粉の蒸しクレープだとか、ぷっくり口のなかで弾むようなジュースたっぷりの海鮮蒸しギョウザとか、いくつ平らげても風味や食感のバラエティーや豊富だから、飽きることがありません。

手押し車、何度もとめる、とめる。

エンターテインメント感覚で外食を愉しんだ、あれは最初の一食だったかも。

そんな飲茶の愉悦を久しぶりに感じたのが、日本橋はマンダリンホテル内の中国料理『センス』でのサンデーランチ。
飲茶は食べ放題のうえ、前菜とスープとごはん、デザートまでついて5000円(+サービス料10%)と、最高級ホテルとしてはコストパフォーマンスよし。
ワゴンサービスではないけれど、その分、作りたての繊細な点心にありつけます。
高層フロアから見下ろす、都心のパノラマビューもごちそうのひとつ。
アカンボ同伴だと、入り口近くのテーブルを用意してくれるので、むずったらすぐに店外に脱出することが可能です。

休日限定の『センス』の飲茶コース。
「鶏足の香港スパイス蒸し」「豚足コラーゲンと花生の南乳みそ風味」「潮州高菜の漬け菜と豚ガツ(←腸)の胡椒風味」など、クセのある食材が見事洗練されたひと皿に昇華されているところに、いたく感服いたしましたゾヨ

  
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2009年05月18日

ガラディナー@アルマーニ

アルマーニパスタリゾット『アルマーニ / リストランテ銀座』にてガラディナー。
美食家としても知られるジョルジオ・アルマーニが太鼓判を押す、最高峰のイタリアンが振舞われるとあって、店内はゲストで溢れかえっておりました。

今回の宴は「Sapori e Confini」(食の境界線)と題された、フェアのオープニングを記念してのもの。
当たり前のことだけれど、イタリア料理とひと口にいっても一律じゃない。
その土地の風土、築かれてきた歴史によって、親しまれる食材も調理法も違ってきます。
アルマーニではその「違い」にフォーカスして、まるでイタリア全土を旅するように、各州の郷土料理からインスパイアされたメニューを、定期的に発表していくのだそうです。

わたしたちがパーティーで味わったのは、このお店の料理顧問を務めるイタリア人シェフ、エンリコ・デルフリンガーさん(←英国王室総料理長、アメリカのホワイトハウス総料理長を歴任したスターシェフ!)の故郷、北はロンバルディア州の食文化に触発されたお料理。
シェフのスペシャリテ「トマトのカプチーノ エンリコスタイルとミラノサラミ」からはじまって、ねとりとリッチに舌のうえでとろける「富士紅鱒と鯉のテリーヌ」、サクリと軽やかなイタリア風カツ丼(?)みたいなリゾット「カルリーナ米と河鱸をセージ風味で」(画像右)、ヘーゼルナッツのコクのある風味がアクセントのタレッジョチーズのラビオリ(画像左)など、ドルチェを含めて全8皿のメニューでした。

それぞれのお料理とマッチングされた、北イタリアのワインメーカー『コスタリパ』のワインも美味。
とりわけ王冠をかたどったエチケットがカワイイ、同社のスプマンテ「クオリタ・ブリュット・ロゼ」(NV)はフローラル&スパイシーな香りが程よく、わが家でも日ごろから愛飲しております(←お値段も手ごろなのです)。

にしても、こういう華やかな宴は久しぶり!
そして夫とふたり連れだって、晩ゴハンを外で食べるのも久しぶり!
夕方からむずって大泣きすることが多いベベ子にもかかわらず、果敢にもベビーシッターをかってでてくれたマミちゃん(←マイ母)にひたすら感謝です  
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2009年05月10日

ビスマルク

ビスマルク朝ゴハンに平らげた、アスパラガスのビスマルク風(画像)。
蒸したアスパラに目玉焼きを添え、パルミジャーノを盛大に削って振りかけます。

なんでも、かつてドイツの宰相だったビスマルクが、大の目玉焼き好きだったことから、目玉焼きがのっかったお料理は「ビスマルク風」と呼ばれることが多いのだとか。
みずみずしい旬のアスパラに、卵の黄身がトロンとからまり、香り高いチーズの風味が、全体にさらなるコクとアクセントを与えます。

おいしい

あわただしい毎日の、とりわけ余裕のない朝だからこそ、季節のものを噛みしめて味わえることがシアワセです。  
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2009年05月08日

イチバン

ネインやっぱりここんちのドーナッツが、おいしくってキレイでイチバン好き。

赤坂『ネイン』。

メープルシロップのおだやかな甘さがいいですネ。

粉モノ、バンザイ  
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2009年05月05日

はじめての母の日

「ちょっと早いけれど、母の日のプレゼント!」
と、友人から贈られた絵本。
その場でパラパラと読んでいたら、不覚にもナミダがあふれました。

『ちいさな あなたへ』(ぶん アリソン・マギー え ピーター・レイノルズ やく なかがわ ちひろ)

これからぐんぐんと育っていくだろうわが子へ。
そして、これまで全力で自分を育ててくれた両親へ。

生まれてはじめて手にした母の日の贈り物は、彼らへの切ない気持ちでいっぱいになる一冊でした。

ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)
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2009年04月29日

季節の味わい

カンテ熟成牛定期的に訪れている白金のフレンチ『カンテサンス』。
だいたい2ヶ月に1度のペースで通っていますが、そのたびに「岸田シェフ、いまならどんな食材を用意してくれているかナ?」と愉しみです。

今回はアスパラ? 新タマネギ? それとも春キャベツ???
などと、旬ベジを目当てに出かけたところ、ふふ、期待どおり。

メインの厚切り豚のローストのつけ合わせに行者ニンニク、新タマネギはエスプーマ(泡)のソースに、とりわけ高知産の堀田フルーツトマトは大活躍で、アミューズ的にだされるガスパチョに使われたり、熟成牛がトッピングされた超高級(!)ブルスケッタにのっけられたり(画像)。
春野菜の恵みを、目一杯に満喫してまいりました。

定番メニューとして年間通してテーブルに登場する「百合根と羊乳のババロア」も、この季節に口にそれは羊乳の香りがとても豊かで、やはり季節を感じとることができるのですネ。

次回の予約は6月。
どんな初夏の味わいが待っていることやら。
カレンダーにハナマルです  
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2009年04月21日

見栄えより、味

京味泣く子も黙る、食通もひれ伏す、日本料理の「最高峰!」との呼び声も高い、新橋『京味』を訪ねてまいりました。

はやる心。
うずく食欲。

暖簾をくぐって、いそいそカウンター席に腰かけようとしたところ、丁寧に椅子を引いてくれたジェントルマンこそ、名料理人との誉れ高い西健一郎さんです。
「いらっしゃいませ」(にこにこにっこり!)のひと言に、ふわりと緊張がほぐれます。
高級店にありがちな、むやみにお客を萎縮させるような威圧感はまったくなく、店内は非常に気やすい雰囲気です。

わたしたちが旬のホタルイカを話題にして「ロンフウフォンのホタルイカの焼きそば、今年はまだ食べてないなあ」などとつぶやいていると「え!? ホタルイカの焼きそばですかッ? 旨そうですネ!」と、遠くの板さんが声をかけてきたり。
おいしいものへのパッションをほとばしらせるスタッフと客が相対して、テンションの高い空間をつくりだしています。

「ハイ」と目前に差しだされるお料理は、いたって実直。
朝掘りのタケノコを上品な出汁でコトコトと煮て、鯛の子と炊きあわせたひと皿や、木の芽の芳香がごちそうの田楽、サクリと揚げられた稚鮎は内臓のネトリとした食感とほろ苦い風味が封じ込められております。
新奇な創作もなければ、余分な飾りもない。
一見、フツウの献立がフツウでないインパクトを持つところが、京味が京味であるゆえんでしょうか。

個人的にもっとも印象深かったのは、ただただシンプルに炊いたうすい豆(←グリーンピース)。
ほんのりと甘い出汁とほっくりとした豆の二重奏が、これほど豊かな味わいとなって口のなかで広がるとは、おおきな幸福感でございました。

翡翠色に輝く豆たちを「シワひとつなくて、美しいワア」と愛でていたら、
「見栄えよりも、味が大切ですけどネ」と、西さん。
なにをおいてもまず、おいしさを追求する迫力のあるひと言でした。

にしても、最後に頬ばったハラスごはん、また食べにいきたいヨ。  
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2009年04月19日

ハッピー・ベビー・ギフト!

くっくあたらしい体験のオンパレードにてんやわんやで、あっという間に産後半年が経過。
チビチビだったベベ子さんは、どんだけの細胞分裂なのか、みるみるうちに「別人?」というくらいに大きくなり、いまではベビーベッドを破壊しかねないミニザウルスぶりを発揮しております。

さて、そんな折、出産のお祝いで「とくに印象に残ったお品は?」という取材に、ウェブ版『シュプールリュクス』でおこたえしました。

http://www.s-woman.net/spurluxe/gift/007

ひらひら夢のように愛らしいベビ服や、雨の日が待ち遠しくなる子供用の長靴&レインコート、大助かりしているプレイマットやバウンサー、一生大切に使いたいシルバースプーン、食べることがたのしくなるようなキュートな食器……。

頂戴した品々は、どれもこれもあったかいやさしさがこめられていて、できれば陳列したいくらいにうれしかったのですが、今回はそのなかから敢えていくつかをピックアップ。
エピソードも含めてご紹介しました。

画像の靴はそのうちのひとつ。
夫のお仕事仲間の奥さまが「オールハンドメイド(!)」でつくってくださった、世界でたったひとつの革靴です。
かわいい赤いステッチを眺めるたびに、ひと針ひと針ていねいに作ってくださった手間ひまに、感激するやら恐縮するやら。
シアワセって誰かに祝福されることで、何倍にもふくらんでいくものなんだ、とつくづく。  
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2009年04月15日

エルメとバカルディ

エルメとバカルディラム酒、大好き!
ストレートでくいッといくのもよろしいですが、バラエティ豊かなカクテルにしてもこれまたよろし。

南国の苛烈な日差しがはぐくんだサトウキビから生まれるその蒸留酒は、パンチがきいたセクシーな甘さが罠のように、コーラとあわせても、ライムジュースとあわせても、パラダイスな味わいとなって、万人をトロピカルな気分にいざなうのです。

ラム&コーク、ピニャコラーダ、ダイキリにモヒート、そしてホット・バタード・ラム……。
どの1杯にも、わが青春の思い出が詰まっております

さてさて、そんなステキなラムが『ピエール・エルメ』のマカロンとコラボっちゃったのだからスゴイのです(画像)。

使われているラム酒は「バカルディ ゴールド」と「バカルディ スペリオール」。
さっくりしっとりしたマカロン生地のあいだには、ふわんとラムリー(?)なフレーバーが鼻孔をくすぐるチョコレートガナッシュが。
さらに、ねっとりと香り高いラムレーズンがふんだんに投入されております。

おいひーーー

残念ながらこのマカロンは、バカルディ社のプレス・カンファレンスのために特別につくられたもので非売品なのですが、ラム酒のオトナ甘い風味が際立つマカロン、ぜひぜひ商品化していただきたいものです。  
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2009年04月12日

救い

三文オペラ渋谷「Bunkamura」にて三上博史主演、宮本亜門演出の音楽劇『三文オペラ』を観てきました。
原作はベルトルト・ブレヒトでございます。

稀代の劇作家の代表作だけに、超へヴィーかつ難解な内容を予想して出かけたものの、そこはア・ラ・アモン
深刻ディープなテーマでさえ娯楽性たっぷりに表現して、3幕3時間の長丁場をフルスピードで魅せてくれたのでした。

クルト・ヴァイルの音楽もノリノリ
意外だったのは、元モーニング娘の安部なつみちゃんがギャル系ヒロイン役にピタリとハマり、舞台晴れする存在感を発揮して、とってもかわいかったこと
松田美由紀さんの奇跡的に若々しい肌ツヤにも、視線クギづけでありました。

「こんな世の中だからこそ、せめて芝居の世界には夢が必要」
とばかりに、ファンタジーと救いに満ちたクライマックス。
キリストの磔刑とも重なるワルな主人公の処刑シーンからの急転には、スーッとこころが軽くなるカタルシスがありました。

赦しと愛と救済と。

そんなポジティブなメッセージに圧倒される作品でしたヨ  
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2009年04月02日

タイプ

いま、イチバン気になる俳優といえば、フランスで人気のマチュー・アマルリック。

そして最近、イチバン打たれたDVDといえば、彼が主演した2007年の映画『潜水服は蝶の夢を見る』。

突如「閉じ込め症候群(ロックイン・シンドローム)」という奇病に襲われたファッション誌『ELLE』の編集長が、麻痺した身体のなかで唯一動かせるまぶたを駆使し、なんと「20万回の瞬き」で自伝を書きあげた実話をもとにした映画です。

決して絵に描いたような二枚目ではないのだけれど、ちょっと複雑で破滅的、インテリジェントなヤサ男系の魅力を全開させるモテモテ主人公は、アマルリックのイメージとピッタリ。
やさしさとイジワルさ、強さと弱さ、高潔さと卑俗さ……。
多面的なキャラクターがじつにチャーミングに描かれているからこそ、物語は単に「お涙ちょうだい」の説教くさいものになることなく、すがすがしい勇気をサラリと与えてくれる作品に仕上がっているのではないでしょうか。

あくまでも軽快に、あくまでもさりげなく、
「潜水服のように不自由な身体になっても、人間の想像力はどこまでも軽やかに蝶々みたいに飛んでいくことができるんだよ」
と、語りかけてくれるような。

マチュー・アマルリックといえば、007の最新作『慰めの報酬』でクレイジーな悪役を演じていたのが記憶に新しいところ。
役者としての、今後の活躍が要チェックなのはいうまでもありませんが、かのルイ・マル監督のアシスタント・ディレクターとして映画製作にたずさわっていたひとでもあるので、これまで彼が「監督」として世に生みだした映画の数々にも興味津々であります。

ぐふ。
マチュー・アマルリック。
タイプかも

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