2005年05月01日

天国からの小鯛の笹漬け

小鯛の笹漬けわたしには天使のような伯母(マリちゃん)がいる。いつも「世のためひとのため」に飛びまわっているマリちゃんは、自分のことなどそっちのけで、教会活動やらアムネスティ運動やらバザー運営などで忙しい。とりわけ「おいしーモノ」をひとにあげるのが大好きで、北海道のお野菜だとか手づくりのターキーパイだとか、わたしもなんど頂戴したかわからない。あまりにしょっちゅう贈りモノが届くので、我が家では「宅急便オバサマ」の異名をもつほどだ。

そんなマリちゃん印の贈りモノのなかでも、とりわけうれしーのが丸海の「小鯛の笹漬け」(写真)。福井県若狭湾でとれた連子鯛を、熟練の職人がすべて手作業でよりすぐり→米酢で洗い→塩で締めた一級品だ。
杉のかわいらしい小樽をひらくと、きらきらピンク色に光る小鯛がびっしり。魚の身質はキュッと引き締まり、生臭さは微塵もない。ひと口パクリと喰らいつくと、塩と酢にひきたてられた鯛の甘みにぐらッとくる。醤油や山葵などは使わずに、そのまま炊きたてのゴハンにのせていただきます。

マリちゃんは一昨年、かなしいことに亡くなった。でも、小鯛の笹漬けはかわらず我が家に宅急便でやってくる。マリちゃんの娘(つまり、わたしの従姉妹)が故人の遺志をつぎ、全国各地に贈りモノをしているからだ。丁寧に梱包された小鯛の笹漬けを目にすると、なんだか天国からの贈りモノのような気がしてジーンとくる。
やさしい従姉妹よ、ありがとう→これからもどうかよろしくネ(^.^)。
  
Posted by chidamaki at 13:33Comments(0)この記事をクリップ!